AOI通信 2021年10月号
セイリン(株)カレンダーより引用・抜粋
健康豆知識 ~ 日光浴と運動で、骨密度アップ!! ~
骨粗しょう症とは、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気です。自覚症状はほとんどありませんが、放っておくとつまずいて手やひじをついたときや、くしゃみをしたときなどのわずかな衝撃でも骨折してしまうことがあるので要注意。特に女性は40歳を過ぎたら定期的に骨密度検診を。
予防には骨に適度な負荷をかける運動や日光浴を習慣に。日に当たることでカルシウムの吸収を助けるビタミンDが作り出されます。夏の直射日光は皮膚のダメージにつながりますが、木陰で30分過ごすだけでも効果があります。また、禁煙を心がけ、スナック菓子やインスタント食品、アルコールやカフェインを多く含むコーヒーなどを控えることも大切です。
健康ミニメモ
カルシウム:骨の形成に役立つカルシウム。牛乳・乳製品・小魚・小松菜・大豆製品などに多く含まれるので、積極的にとりましょう。カルシウムはさけ・うなぎ・さんま・しいたけ・卵などに多く含まれるビタミンDと同時にとることで吸収率がよくなります。
ことわざ健康法 ~継続は力なり~
何事も休まずに長く続けていけば自分の力になるという意味。骨は繰り返し負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発に強くなる性質がありますが、無理をして激しい運動をする必要はありません。たとえばウォーキングや水泳は、骨にかかる力は大きくありませんが、継続して行えば効果が期待できます。それでも負担に感じるときは、散歩やサイクリングから始めるとよいでしょう。
参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子
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