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AOI通信 2016年10月号

今月のテーマは「肩こり」

今日、OA機器の長時間使用などによって〝肩こり予備軍〟は年々増えているのが現状です。そんな肩こりには、首を前に倒した状態で首の突っ張りと肩の骨を結んだ線の中間、筋肉の盛り上がった辺りの「肩井」が効果的です。また第四胸椎棘突起下より左右外側へ指四本分の「膏肓」も効果的です。肘を曲げた時にできる横しわの外端「曲池」も、いつでもどこでも手軽に伝える便利なツボです。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~体を温めて、肩凝りを予防~

パソコンやスマートフォンの普及で、肩凝りに悩む人が増加しています。肩凝りは肩や首の周りの不快感や痛み、頭が重いなどの症状があり、放置すると頭痛、吐き気、腕のしびれ、めまいなどを招くので注意が必要です。肩凝りの解消には、症状がある部分を中心に全身の血行をよくすることが大切です。
ストレッチや入浴で筋肉をほぐし、体を温めるとよいでしょう。筋肉や関節を柔らかくし、筋肉疲労の原因物質である乳酸を体外に排泄させる効果もあります。血行をよくするには、内臓機能を高めて食事の吸収と排泄をよくすることも重要です。胃腸を健康に保つために、適度な運動を行い、食事はよくかみ、腹八分目を心がけましょう。

【健康ミニメモ】

ビタミンE:毛細血管を広げ、血液の流れをよくする働きがあるビタミンE。十分にとると、筋肉の活動に必要な栄養分や新鮮な酸素が運ばれ、肩の筋肉の疲れが和らぎます。ビタミンEはナッツ、かぼちゃ、アドカド、植物油などに含まれています。肩凝り対策にはビタミンB群と一緒にとると効果が高まります。

ことわざ健康法  ~ 油断大敵 ~

大したことはないだろうと油断すると、思わぬ失敗を招くことから、気の緩みを戒めることわざ。パソコンやスマートフォンの画面を見る姿勢を長時間続けていると、本来緩やかに前に湾曲している首の骨がまっすぐになる「ストレートネック」を招いてしますことがあります。ストレートネックは肩や首の凝りの大きな原因となるので、パソコンやスマートフォンの長時間使用は避けましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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