AOI通信
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AOI通信 2016年1月号

今月のテーマは「風邪」

「風邪は万病のもと」とはよく言われる言葉です。風邪くらい大丈夫・・・というおごりが、重大な事態を引き起こす例は多々あります。
東洋医学の治療法のツボの中に第二胸椎棘突起下から左右外側へ指二本分の「風門」があります。第三胸椎棘突起下から左右外側へ指二本分にある「肺兪」というのは息苦しさを和らげる作用のあるツボで、ドライヤーを使った温熱刺激も効果的です。
風邪に伴う鼻水や鼻づまり、咳などの症状を和らげる肘から手首まで3分の1降りたやや親指よりのところにある「孔最」、首の後の根元、第一胸椎棘突起の上にある「大椎」、頭の重さを緩和する首の後ろの中央のくぼみから上へ親指幅半分の「風府」など、人体には様々なツボが存在します。
ただし、発熱して風邪の本格的な症状が現れたら、専門医の診断を受けることも忘れずに。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法Vol.4」より引用・抜粋

健康豆知識  ~ ウイルスを寄せ付けない対策を ~

朝晩の冷え込みが厳しい季節はかぜをひきやすくなります。「かぜは万病のもと」といわれるように、さまざまな病気を引き起こす可能性があるので注意が必要です。ウイルスを寄せつけないために正しい手洗い・うがいを行い、マスクでしっかり予防しましょう。
手洗いは外から帰ってきたときだけでなく、多くの人が触れる物に触った後にも、こまめに行うのがポイントです。せっけんを使い、爪の間や手首まで丁寧に洗いましょう。
うがいは最初、食べかすや口の中の有機物を取るため水を口に含み比較的強く行いましょう。その後、しっかり上を向いてのどの奥まで届くように15秒程度行い、これを2度繰り返します。
マスクは顔のサイズに合ったものを選び、鼻、あごを覆い、隙間のないよう装着を。着用後はむやみに触らないようにしましょう。

【健康ミニメモ】

ビタミンC:免疫力を高めるビタミンCには、ウイルスを撃退して回復を早める働きもあります。ビタミンCは、ブロッコリーやカリフラワーなどに多く含まれています。水溶性なので、野菜を下ゆでするときは電子レンジを使用したり、スープや煮込み料理など煮汁ごと食べる料理にしたりするとよいでしょう。

ことわざ健康法 ~ 木を見て森を見ず ~

物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うことをいいます。
かぜの主な感染経路は、接触感染、飛沫感染、空気感染の3つ。かぜの予防にはこれらの感染経路を遮断することも大切ですが、疲れやストレス、気温差、睡眠不足などで免疫力が落ちてウイルスへの抵抗力が低下しないように、正しい生活習慣を心がけ、かぜに負けない体をつくることが第一です。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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