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AOI通信 2015年8月号

今月のテーマは「冷え性」

人が急な温度変化に対応できるのは5℃以内といわれています。外気温と室内気温の差が、その境目を超えると…。自律神経機能が低下して、いわゆる冷房病に。夏を迎え、屋外から冷房の効いた室内へ移動する機会が多い夏の時期、冷え性対策に万全な備えを。冷え性に効くツボとしては、へその両外側に位置する「肓兪」があります。さらに腰の第四腰椎棘突起下より左右外側へ指二本分に位置する「大腸兪」、第一仙骨椎棘突起下から斜め下へ指一本分に位置する「上髎」も骨盤内の臓器を整える上で効果的です。特に足が冷えるという場合には、足裏で足の指を屈して最もくぼむところに位置する「涌泉」のツボも効果的。冷房の冷たい風を頭・首・肩・上背部に受けると頭痛・肩こり・風邪の元になり、鼻の弱い人は鼻炎に、呼吸器の弱い人は喘息になりやすいので要注意です。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~子どもたちにも紫外線対策を~

紫外線に、特に気を付けたいシーズンがやってきました。大量の紫外線を急に浴びると、急性炎症(やけど)や免疫力低下につながります。特に野外活動の多い子どもたちの紫外線対策は念入りに行いましょう。

外出時にはつばの広い帽子をかぶり、衣服は袖や襟のついた物を。素材は木綿、ポリエステル混紡や通気性の良い物を選びましょう。ただし、炎天下に黒い長袖・長ズボンで遊んでいては熱中症にかかってしまう危険があるので注意が必要です。

日焼け止めは紫外線吸収剤を使っていない、子ども用を選びます。SPF(日焼け止め効果)は日常生活なら15、レジャーなら30くらいのものを目安にするとよいでしょう。また紫外線が強い午前10時から午後2時の外遊びは控えることも大切です。

【健康ミニメモ】

リコピン:紫外線対策にはトマトに含まれるリコピンが有効です。リコピンには肌の老化を防ぐ抗酸化力が強く、ベータ-カロテンの2倍以上といわれています。「加熱∔油」で吸収率が高まり、オリーブオイルで煮込むとリコピンの吸収率は生の4倍に。トマトは、リコピンを多く含む真っ赤に完熟した物を選びましょう。

ことわざ健康法 ~後の祭り~

時機遅れのことを意味します。紫外線のダメージは肌の奥に少しずつ蓄積されて、突然しみとなって現れます。顔や体をガードすることに加え、体の中からも紫外線対策を。ビタミンCには、しみの原因になるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。メラニン色素の排出を助けるビタミンEを含む、ごま・アーモンドなどと一緒に夕食でとるのもおすすめです。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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