AOI通信
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AOI通信 2014年3月号

今月のテーマは 「目の疲れ・鼻づまり」

風邪を引いた際や花粉症になると鼻がつまったり、鼻水やクシャミが止まらない、目のかゆみや充血、涙目などで不快な思いをすることもあるでしょう。鼻づまりになやまされている際にツボ療法では、まず頭のてっぺん中央にある「百会」、内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」、小鼻の両脇の「迎香」を押さえます。このほかにも、人差し指と親指の間のくぼみ「合谷」というツボが昔からよく効くとされています。また、アレルギー体質で花粉症などによる鼻づまりには首の後ろの根元、第一胸椎棘突起の上にある「大椎」のツボを押さえるのを忘れないようにしましょう。目のかゆみには内目尻と鼻の根元の中間のくぼみ「睛明」、目の下の「承泣」のツボを刺激してみてください。指で2~3秒押したら離すという動作を繰り返し行うことで、徐々にかゆみが治まり、目がすっきりしてきます。ツボ療法は現代生活で失われがちな自然治癒力や免疫力を高めるためにも役立ちます。

引用 セイリン(株)「鍼のはなし 家庭で簡単ツボ療法」より引用・抜粋

健康豆知識 ~ 服装や掃除に工夫して花粉症対策 ~

花粉症とは、スギを中心に、ヒノキ、ヨモギなどの花粉が原因となって、くしゃみや鼻水などの症状を引き起こすアレルギー疾患です。かゆみや涙など、目の不快を伴う場合や、のどや皮膚のかゆみ、熱っぽい感じなどの症状が現れることもあります。

予防には、花粉の侵入をブロックすることが重要です。外出時は眼鏡やマスクを着用しましょう。マスクは使い切りタイプを選び、付着した花粉ごと捨てるのがよいでしょう。衣類や小物はつるつるした素材やレザーなど、花粉が付着しにくく、付いても落としやすいものを選びましょう。

また、花粉症の季節は朝起きてすぐの床掃除が効果的。花粉が床に落ちているうちに除去しておけば、クリーンな室内に保てます。

【健康ミニメモ】

ポリフェノール:神経を刺激するヒスタミンの発生を抑える働きを持つポリフェノールは、アレルギーによる炎症の緩和にも効果をもたらします。さつまいも、にんじん、ほうれんそう、トマトなどの野菜に多く含まれています。お茶に含まれるカテキンもポリフェノールの一種で、大豆に含まれるイソフラボン、ぶどうに含まれるアントシアニンなどもあります。

ことわざ健康法 ~薬より養生~

病気になってから薬を飲むよりも、日頃から養生に努めて病気にならないように心がけることが大切という教え。花粉症の改善には適切な免疫力を保持し、アレルギー症状を抑えることが重要です。

乳酸菌は、腸管で免疫細胞を刺激して活性化させ、免疫バランスを改善する働きがあります。乳酸菌を豊富に含む、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、みそやキムチなどの発酵食品を積極的に摂取して、花粉症を予防しましょう。

参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子

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