当院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
不妊症でお悩みの方々に、不妊治療に対する当院の考え方をお伝えしたいと思います。
まず、以下のことをご確認いただければと思います。
- ①ご夫婦でよく相談していただき、お二人が心から赤ちゃんを望んでいること
- ②妊娠には適齢期があることを知っていただくこと(参考資料をご覧ください)
- ③体外受精など婦人科領域の不妊症治療を何度かチャレンジしても子供さんに恵まれない場合は
「子どものいない生活」も視野にいれること。あるいは現在の家族との生活を大切にすること - ④高齢出産のリスクも考慮すること
高血圧、子宮筋腫などの合併症による発育不良、染色体異常、難産など - ⑤鍼灸治療は皆さんの心から赤ちゃんが欲しいという想いを、
心と体からサポートさせていただく治療であること
治療方針(東洋医学的考え方)
当院にも不妊症治療の為に鍼灸治療を希望されて来院される方が多くいらっしゃいます。
妊娠を望む方々に対して私がお話しさせていただくのは、
「まず、赤ちゃんを迎え入れることができるような心や体を整えましょうね!」
ということです。
ですからその方が心から赤ちゃんを望まれれば、そのお手伝いをすることができるのです。
ただし妊娠には適齢期というものがありますので、お手伝いに限界がある場合もあります。
治療内容
日常生活において不妊の原因としてあげられるのが、
などです。このような状況や体の状態を改善すれば、妊娠に恵まれるチャンスが高まります。
特に冷え性は大敵です。
不妊症で訪れる多くの方々が体の冷えや足のむくみを訴えていらっしゃいます。
そのような方々には、「手足や子宮の裏側を温める治療」を繰り返すことによって体の冷えや足のむくみを改善させていただき、その結果ご懐妊という方が何人もいらっしゃいます。
また、ストレスや不安感を抱えていらっしゃる方々もその状態を整えることによって、お子さんに恵まれる例もあります。
不妊外来で不妊治療をされている方々への治療は、冷えに対する鍼灸治療は勿論のこと、女性ホルモンのバランスや胃腸を整える全身治療をすることによって、「ステップアップ治療」での卵子の状態を良い状態にし、受精卵が着床しやすい体にするお手伝いができます。
また、いろいろなストレスを軽減して安定した精神状態を保つことができるような治療や、不安感を軽減するための治療やアドバイスをさせていただくこともできます。
最近はレディスクリニックで漢方薬を処方されることが多くなってきました。女性には、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸など不妊症に有効な漢方薬がありますので、先生にご相談ください。
冷えやむくみを取る鍼灸治療やホルモンバランスを整える鍼灸治療を施術することによってご懐妊された臨床例は当院でもいくつかあります。
患者様の声「不妊治療」を是非ご覧ください。
避けるべき生活習慣 | 夜更かし / 添加物だらけの食事 / 運動不足 / 喫煙 / アルコール / ストレス |
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取り入れるべき生活習慣 | 早寝早起き / バランスの良い食事 / リフレッシュできること |
「卵が年齢とともに質が低下し、数が少なくなるとは知らなかった。誰も教えてくれなかった。」
と悔しそうにお話しされていたのが、印象的です。
最近はメディアでも多く取り上げられるようになりましたが、このような知識は学校の性教育の一環として教えられるべきではないでしょうか?しかし、現実の教育現場では性にかかわる微妙な内容であるため、取り上げにくいと敬遠される場合も多いようです。
不妊症に関する知識も、将来男女ともが関わってくることですので、できれば男女を問わず、教育の現場で取り上げていただきたいと思います。
最後までおつきあいくださり、ありがとうございます。
めでたくご懐妊後は胎内のお子様の健やかなご成育とお母様の健康管理の
お手伝いをさせていただきます。
また、臨月が近づきましたら、ご希望の方には、分娩所要時間短縮のための
安産のツボへの置き鍼もさせていただきます。
当院では来院されるおひとりおひとりのご事情に合わせて、皆様に寄り添って、
心と体の治療をさせていただきます。不安なことは何でもご相談ください。
お待ちしております。