4年前から通院してくださっている50代の女性。とてもお若く見える方です。
初診時の所見は鼻水とノドの痛みを伴う風邪の症状でした。
風邪を引くことに非常に恐怖感を持っている方で、不眠も訴えていました。
当院での治療の際、仰臥位(あおむけの姿勢)の時には、目の上にガーゼのハンカチで
目隠しをしていただきます。温めるための治療器である赤外線が目に入らないためです。
でもこの方は、「怖い」と言ってそれを嫌がっていました。ほんの弱い電気を通電する
パルス通電もさせていただけませんでした。
3~4回の鍼灸治療で、風邪の症状を気にされなくなり、夜も良く眠れるようになりました。
半年くらい経った時には、治療は1ヵ月に1度で大丈夫になり、気づいたら目隠しもできる
ようになり、肩こりの時にはパルス通電もできるようになりました。
現在は早起きをして、元気に小学校の用務員さんをされています。
もう大丈夫ですね!