東日本大震災から5年が過ぎました。
3月11日には5年目ということで、メディアでも多くの番組が組まれ、各地でいろいろなイベントが開催
されました。世の皆さんの関心もその時は高まりました。でも、日常では・・・・。
私は、震災の翌年の4月から、愛知ボランティセンター主催の震災ボランティアに参加させていただき、
宮城県石巻市郊外の牡鹿半島にある十八成浜の仮設住宅の談話室で鍼灸治療のボランティア
をしています。年に数回しかお邪魔できませんが、現地の人達は結構喜んでくださっています。
愛知ボラセンは当初は大型バス数台で現地に行った時期もありました。その後毎週1台の大型バス、
隔週1台の大型バス、隔週1台のマイクロバスと徐々に縮小しつつあります。そして、現在は諸般の
事状によりマイクロバスも出せない状況になっています。
そこで、先週の連休にボランティアのお仲間2人に同行をお願いして3人で私の愛車で10数時間
かけて十八成浜まで出かけました。運転は私ともう一人の男性の方と交代でしました。
やはり道中は長かったです。でも、頑張って運転していけば着きます。
そして、皆さん喜んでくださいます。
同行のお二人は、今現地で勧められているアーモンドの花一杯の桃源郷プログラムのお手伝い
に参加されました。添付の写真がアーモンドの花です。桜の花に似て綺麗でしょ!
でも、鹿が多いこの地域での管理はなかなか大変です。
この花を一杯にして津波で壊滅した地域を桃源郷にしようとしているのです。
アーモンドの苗木は1本ずつオーナーに購入していただいています。まだまだこれから増やして
いきます。オーナー募集の時期がきましたら、また、皆様にもご協力をお願い致します。
5年経ち、この夏くらいに仮設住宅から復興住宅に移れるようになる予定です。
でも、生活の糧、生きる糧を見出すことは難しいです。
桃源郷プログラムに生きる糧を見出している人達がいます。
私はこれからも微力ながら、自分のできる鍼灸治療の他に、桃源郷プログラムに協力し、見守って
いきたいと思っています。皆さんのお力もお貸しください。よろしくお願い致します。