8年前から来院してくださっている女性。
初診時の症状は、お仕事の関係で右上腕・肘・手首などの腱鞘炎でした。
パソコンのマウスを使う機会が多いことやペンで書類に書き込むことが多いことが
誘因と思われます。
仕事で日常的に手を使いながらの治療ですので、完治するのに時間がかかりましたが、
何とか治りました。肩凝りも相当なものでして、時々頭痛も伴っていました。
ほぼ同時に肩凝り・頭痛の鍼灸治療をさせていただきました。その後、しばらくおいでに
なりませんでした。
3年程前から再来院されました。今度は左右の指がバネ指になられたとのこと。
それと同時にとても顔が火照ったように赤い顔をしていらっしゃいました。
お聞きすると、足が冷えて顔がのぼせるとのこと、40代後半でしたが、少し早い
更年期障害でした。
バネ指は比較的早く治りましたが、更年期障害の治療は肩凝りや膝の痛み、花粉症の
治療などとともに現在も続けています。体全体のエネルギーを調整する鍼灸治療で、冷え
のぼせの改善をさせていただいており、随分良くなられました。