【健康ミニメモ】
カテキン:お茶の渋みの成分で、抗菌作用や抗毒素作用を持つことが実験で確かめられており、
O-157などの菌に対して高い効果があります。食後のお茶は感染性の下痢の予防になります。
カテキンは高い温度で煮出すほどよく溶け出します。熱いお茶でまないたなどの消毒も有効です。
1日の目標摂取量は1gで、茶葉100g中のカテキンは10~18mgです。
ことわざ健康法 ~ 臨機応変 ~
その場の変化に応じて、適切な処置をすることをいいます。
食中毒の予防は、食品の購入、家庭での保存、料理の下準備、調理、食事、残った食品の処理など、
それぞれの段階で臨機応変の処置が必要となります。
例えば食品の保存では、冷蔵庫や冷凍庫の詰め過ぎ、肉や野菜など食品の種類による扱い方など、
その場に応じた清潔で適切な処置が求められます。
参考:「家庭の健康豆知識」 監修:保健学博士 菅原明子