先日の日曜日、愛知・思春期研究会主催の性教育セミナーに参加してきました。
講師の松本俊彦先生から沢山のことを教えていただきました。
皆さんは、若者の1割は自傷(刃物で自分を傷つける)経験があるということをご存知でしょうか?
自傷は自己アピールではなく、不快感情への対処なのです。
その不快感情とは、①自分の近くに信頼できる大人がいない、②自分の価値がない、
③かつて助けを求めたが、適切な対応をしてもらえなかった、などです。
周りの大人達は見える傷の背後にある「見えない傷」を考える必要があります。
その支援には家族全体で取り組むことが大切ですし、地域の保健機関との連携の大切です。
勿論、教育現場との連携も必要です。
私達に何ができるでしょうか?
彼らが辛い時に「援助を求められる」信頼できる人!になることです。
信頼できる人とは、頭ごなしに物事をきめつけない、孤立していない、マイノリティの立場に
立った対応が出来る人のことです。
とても貴重なことを学ばせていただきましたが、「援助を求められる」信頼できる人!
なかなかハードルが高いですね!