初夏の陽気が続く今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日來、鍼灸・AOIの玄関のガラスの内ドアの不具合で来院される患者様にはご迷惑や
心配をおかけし、申し訳ありませんでしたが、昨日やっと修理が完了しました。
この内ドアには私なりに思い入れがあります。
当院が入居しているビルは元々は分譲マンションとして一般の方々が入居されていたのですが、
地下鉄のすぐ近くという地の利を生かし、ビルのオーナーがテナント用に買い戻したものです。
ですので、ドアは一般のマンションのように鍵一つで閉められる普通のドアです。
鍵を閉めてしまえば中で何が行われているか、何もわかりません。
女性が治療に訪れるには怖いと思いませんか?私はいやだと思いました。
女性に安心して来ていただけるようにするには、外から何をしているところか、誰が働いているのか
わかるようにしたいと思いました。
そこで、開業時にどうしたらいいかな?と考えている時に、名古屋城の近くの名古屋キャッスル
(現在のウェスティンナゴヤキャッスル)で見つけたのです。1階のティールームの電話ボックス
がとてもおしゃれだったのです。
20数年お世話になっている大切なドアですので、何とか修理していただきたいと思っていました。
来ていただいた建具屋さんはとてもいい人達でした。
ややこしい造りのドアを何度も外したり、付けたり、ドアを削ったり・・・。私もついつい気になって
何度も覗きにいきましたが、彼らはきっと何とかしてくださると信じていました。
そして、見事に復活しました。以前よりスムーズなドアとして・・・。
お二人さん(後でうかがったらご兄弟ということでした)、ありがとうございました。
職人技にはいつも唸ってしまいます。どうするんだろうと思っていると見事に工夫して仕上げて
しまいます。いつも脱帽です。
私たちの鍼灸治療にも職人技に通じるところがあると思います。
私も患者様に唸っていただけるような職人を目指したいと思います。