皆さんは愛知ボランティアセンターをご存知でしょうか? http://aichiborasen.org/
東日本大震災の直後からニーズに即した支援活動を続け、現在は宮城県の石巻郊外、牡鹿半島に位置する、
十八成浜(くぐなりはま)の支援活動をしています。阪神淡路大震災の時から、実績を積んでいる団体です。
十八成浜地域の復興プロジェクトにも参画しています。詳しくは、上記のURLをご覧ください。
私は震災後1年が経過した2012年5月に初めてこのボランティアに参加することができました。
私事ですが、父が東北の出身ということもあり、震災直後から被災地の事がとても気にかかっていましたが、すぐには現地を訪れることはできませんでした。ですから、現地に向かうバスに乗った時は、緊張と高揚感に包まれていたことを思い出します。
最初、石巻を訪れた時には海岸に近いところには打ち上げられた船などが残っており、心がとても痛みましたが、震災から4年2カ月が経過した現在は、石巻市内に限って言えばほとんど普通の街と変わらない状況になっています。そして、世の中の人々からは震災の大変な状況が忘れ去られようとしています。
でも、震災の現地では復興がなかなか進まず、皆さんには心の癒しが必要です。
現地では私たちの応援を待っています。
私は2012年からこれまでに十八成浜(くぐなりはま)の応援活動に9回参加して鍼灸ボランティアを行っています。
現地のコミセンまたは仮設住宅に併設する集会場での鍼灸治療および周辺地域の個人宅への往診しています。
チーム リラクゼーションとして、他の鍼灸の先生と2人1組でチームを組み、できれば2~3カ月に1度くらいのペースで現地の応援活動をしたいと考えています。
現地の方々は、今はいろいろな意味で「癒し」が必要な時期です。狭い仮設住宅の中での生活は大変です。
ほとんどの方が、足がむくんでいます。心にストレスをかかえています。
それでも、私達愛知ボラセンが応援活動にお邪魔する時には、皆さんが笑顔で迎えてくださいます。
私達は「ただいま~」、現地の皆さんは「おかえり~」と挨拶を交わすのです。
現地の人たちは、いずれ起こるであろう南海トラフ大地震をとても心配してくださり、毎回、私達に震災の時の経験と今後私達が心掛けるべきことを話してくださいます。
現地での鍼灸治療活動は、一般社団法人 愛知県鍼灸師会の会員の先生方にもご協力いただいております。
また、現地で使用するディスポーザブル鍼は、2015年4月よりセイリン株式会社様のご厚意により提供していただいています。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
現地の様子 ~時の流れとともに~
これまでに参加してくださった鍼灸の先生方
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